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標準阻害剤キット・化合物ライブラリーの構築・整備とその提供

 化学療法基盤支援活動では,化合物評価系を持っている研究者に対して、創薬シードの発見ないしケミカルバイオロジー研究を支援するために、種々の化合物をライブラリー化して、無料で配付するサービスを行っています。それぞれの名称、内容物、特徴は、以下の通りです。

  1. 標準阻害剤キット(I〜IV)・・・既知の阻害剤を集めた化合物ライブラリー。化合物名はオープン。簡単なユーザーレポートの提出が必要。
  2. 寄託化合物ライブラリー(プレート1〜4)・・・化合物評価を依頼してきた研究者が当支援活動班に寄託した化合物をライブラリー化。化合物名はクローズ。個々の化合物について評価結果の報告が必要。原則として、標準阻害剤キットを使い、評価系の構築が完成した研究者に配付する。
  3. 化学療法パイロットライブラリー・・・理化学研究所・天然化合物バンク(NPDepo)がサプライヤーとなり、本支援活動班から配付するライブラリー。化合物はクローズ(一部オープン)。個々の化合物について評価結果の報告が必要。2)と同様、原則として標準阻害剤キットを使い、評価系の構築が完成した研究者に配付する。